初心者のためのOffice講座 https://hamachan.info 今日も あなたの笑顔に会いたくて・・・ Tue, 20 May 2025 11:31:17 +0000 ja hourly 1 https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/03/cropped-icon-32x32.png 初心者のためのOffice講座 https://hamachan.info 32 32 172081099 Excelのワードアートで大きな文字をA4用紙に印刷して貼り紙を作成 https://hamachan.info/excel2021-wordart/ Tue, 20 May 2025 11:05:49 +0000 https://hamachan.info/?p=97313 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Excelで大きな文字をA4用紙に印刷して、貼り紙や案内表示などを作成したい場合は、ワードアートを使用すると便利です。

セルに入力した文字サイズを大きくするより、ワードアートを使ったほうが自由度も高く初心者にもおすすめです。

この記事では、縦書きの大きな2文字をワードアートで作成して、A4用紙に印刷する手順をわかりやすく解説します。

ワードアートで作成した大きな文字

ページ設定

まず、A4サイズに印刷するためのページ設定をします。

[ページレイアウト]タブの[ページ設定]グループにある[サイズ]をクリックして、[A4]が選択されていることを確認します。

[ページレイアウト]タブの[ページ設定]グループにある[サイズ]

[印刷の向き]は、[縦]を選択します。

[ページレイアウト]タブの[印刷の向き]-[縦]

[余白]は、[標準]のままにします。

[ページレイアウト]タブの[余白]-[標準]

参考ページ設定の[余白]は、作成後に再調整してもかまいません。

印刷範囲を確認

印刷時の範囲を確認しておきます。

何も入力していない状態で[印刷プレビュー]を表示すると、シートに点線が表示され印刷範囲を確認できます。

キーボードから[Ctrl]+[P]を押すと、印刷プレビューが表示されます。

キーボード[Ctrl]+[P]

または、クイックアクセスツールバーの[印刷プレビューと印刷]をクリックします。

クイックアクセスツールバーの[印刷プレビューと印刷]

Backstageビューの[印刷]が表示され、印刷プレビューには、[印刷する対象がありません]と表示されます。

元の画面に戻るために[ホーム]の上のアイコンをクリックして戻ります。

[印刷する対象がありません]と表示された印刷プレビュー

そうすると、印刷範囲の境界線に点線が表示されています。

印刷範囲の境界線が表示さたワークシート

参考点線が確認しづらい場合は、[表示]タブの[表示]グループにある[目盛線]のチェックボックスをオフにしてみてください。

[表示]タブの[表示]グループにある[目盛線]

ワードアートの挿入

[挿入]タブの[テキスト]グループにある[ワードアート]をクリックします。

[挿入]タブの[テキスト]グループにある[ワードアート]

ウィンドウ幅が狭い場合は、グループ名が表示されていると思いますので、クリックして[ワードアート]を選択します。

ウィンドウ幅が狭い場合の[ワードアート]

スタイル一覧の左上にある[塗りつぶし:黒、文字色1;影]を選択します。

スタイルは、後で編集できますので、とりあえず黒文字を選択します。

スタイル一覧の[塗りつぶし:黒、文字色1;影]

クリックすると、以下のようなワードアートが挿入されます。

ワードアートの挿入

文字入力

反転している状態のまま、文字を入力します。ここでは、[受付]と入力します。

文字入力

ワードアートは、シートの左上にドラッグして移動させておきます。

枠線上にマウスを合わせて、マウスが四方向の時にドラッグすると移動できます。

ワードアートの移動

図形の書式設定で[縦書き]と[中央揃え]に設定

ワードアートは、テキストボックスと文字装飾が合体しているものなので、テキストボックスの設定ができます。

ワードアートで右クリックして、ショートカットメニューから[図形の書式設定]をクリックします。

ショートカットメニューから[図形の書式設定]

または、[図形の書式]タブの[図形のスタイル]グループにある[図形の書式設定]をクリックします。

[図形の書式]タブの[図形のスタイル]グループにある[図形の書式設定]

ウィンドウ右側に[図形の書式設定]作業ウィンドウが表示されます。

[文字のオプション]の[テキストボックス]を選択して、以下のように設定します。

垂直方向の配置:中央揃え

文字列の方向:縦書き

[図形の書式設定]作業ウィンドウの[垂直方向の配置:中央揃え]と[文字列の方向:縦書き]

参考テキストボックスで[上下中央揃え]を選択していても、[縦書き]にすると[中央揃え]になります。

ドラッグで拡大できるようにワードアートのスタイルを変更

ドラッグで自由に拡大できるように、ワードアートのスタイルを変更します。

[図形の書式]タブの[ワードアートスタイル]グループにある[文字の効果]をクリックします。

文字の効果

文字の表現を飛躍的に向上させることができます。

影、光彩、反射などの視覚効果を文字に適用します。

[図形の書式]タブの[ワードアートスタイル]グループにある[文字の効果の設定]

[変形]から[四角]を選択します。

[変形]の[四角]

以下のようなワードアートになります。

[四角]になったワードアート

ワードアートの周りにある白い〇(サイズ変更ハンドル)にマウスを合わせて拡大します。

サイズ変更ハンドル

印刷範囲の点線ぎりぎりまで拡大します。

ワードアートの拡大

書式変更

フォントの種類やフォントの色などの書式を変更します。ここでは、[太字]のみ設定します。

太字の設定

参考[図形の書式]タブにある[クイックスタイル]などから選択してもかまいません。

[図形の書式]タブにある[クイックスタイル]

印刷プレビューで確認

印刷プレビューで確認します。

ショートカットキー[Ctrl]+[P]を使って、印刷プレビューを表示します。

キーボード[Ctrl]+[P]

印刷プレビューで確認すると、2ページ目にはみ出しているかもしれません。

必ず、ページ数を確認してください。

印刷プレビューでページ数を確認

余白の調整

もし、2ページになっている場合は、余白で調整します。

右下にある[余白の表示]をクリックして、下部の余白の位置を下へドラッグします。

印刷プレビューの[余白の表示]

ページ数が[1/1]になっていればOKです。

印刷プレビューのページ数

ページの中央に印刷する

文字をページの中央に印刷するための設定です。

[印刷]タブの下部にある[ページ設定]をクリックします。

Backstageビューの[印刷]-[ページ設定]

[ページ設定]ダイアログボックスが表示されます。

ここで、上下左右の余白を数値で設定することもできます。

[余白]タブの[ページ中央]にある[水平]と[垂直]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。

[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ-[ページ中央]の[水平]と[垂直]

以下のようになります。

ページ中央の設定をした後、余白を調整すると、自動的に中央寄せになります。

ページ中央の設定をした後の印刷プレビュー

参考ワードアートで文字を拡大する方法は、Word 2016でも解説しています。

ワードアートの文字(テキスト)をドラッグで拡大/縮小する方法

ワードアートを使って、ドラッグで簡単に文字を大きくする方法です。通常は、ワードアートの文字列の大きさは、フォントサイズを変更しなければなりま …

続きを見る

ワードアートの文字列の塗りつぶしに画像を設定する方法は、以下の記事で解説しています。

PowerPointでは、[図形の結合]の[重なり抽出]でも設定できます。

ワードアートの文字列を画像で塗りつぶす2つの方法

ワードアートは、文字を装飾するときに便利な機能です。 Wordや、Excel、PowerPointなどにあって、さまざまな設定ができます。 …

続きを見る

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オプションに製品番号がない丸型シールのラベルサイズ登録とシール作成 https://hamachan.info/word2021-labeloption/ Tue, 13 May 2025 14:07:00 +0000 https://hamachan.info/?p=97140 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Wordでラベルシールを作成しようとしても、ラベルオプションの中に製品番号が見つからないことがあります。

その場合は、ラベルサイズを自分で登録して使用します。

この記事では、オプションに製品番号が存在しない丸型ラベルのサイズを登録する方法と、Wordで丸型シールを作成する手順を紹介します。

ひと工夫加えることで、丸型ラベルも簡単にきれいに仕上げることができます。

丸型のラベルシール作成

ラベルシールの準備

ラベルシールは、多くの種類がありますが、ここでは、以下のラベルシールを使って解説します。

エーワン ラベルシール インクジェット 超耐水 光沢紙 15面丸型 10シート 64415E

このラベルは丸型でビンや袋詰めのパッケージなどに利用できます。

超耐水で文字や写真がにじまず、ガラス瓶などの結露でラベルシールがはがれません。また、ツヤツヤとした光沢感のある印刷面です。

ラベルシールを買い求める際には、製造番号を間違えないようにしてください。

ラベルシールのサイズ確認

新しいラベルを登録する場合、すぐに対応できるようにラベルサイズを確認しておきます。

[ラベルオプション]ダイアログボックスを表示した時に余白などの数値を入力する必要があります。

ラベルシールの[テストプリント用紙]を見ると、サイズが表示されています。エーワンの場合は、袋内の表紙の裏に印字されています。

または、Amazonの商品ページを見ても表示されています。

製造番号[64415E]では、以下のようになっています。

ラベルシールのサイズ

[ラベルオプション]ダイアログボックスの表示

Wordを起動して、新規文書を表示します。

そして、[差し込み文書]タブの[作成]グループにある[ラベル]をクリックします。

[差し込み文書]タブの[作成]グループにある[ラベル]

[封筒とラベル]ダイアログボックスが表示されます。

[ラベル]タブが表示されているのを確認して、[オプション]をクリックします。

[封筒とラベル]ダイアログボックスの[オプション]

[ラベルオプション]ダイアログボックスの[新しいラベル]をクリックします。

[ラベルオプション]ダイアログボックスの[新しいラベル]

参考通常は、[ラベルの製造元]を指定して[製品番号]から選択します。標準で製造番号が登録されていない場合のみ、新しいラベルを作成します。

[ラベルオプション]で新しいラベルの作成

[ラベルオプション]ダイアログボックスが表示されます。

ここの表示は、以下の画像と違うかもしれませんが、それは気にしないてください。

まず、[ラベル名]を付けます。

[ラベルオプション]ダイアログボックス

ラベル名には、製造番号を入力します。ここでは、[64415E]と入力します。

製品番号でなく[丸型ラベル]などでもかまいませんが、次回使用する時に分かりやすいように製品番号は入力しておいたほうがいいと思います。

[ラベルオプション]ダイアログボックスで[ラベル名]に製品番号を入力

以下のように入力します。

上余白 13.5 mm ラベルの高さ 50 mm
横余白 20 mm ラベルの幅 50 mm
垂直方向の間隔 55 mm ラベル数(横) 3
水平方向の間隔 60 mm ラベル数(縦) 5

[垂直方向の間隔]は、ラベルの高さとラベル同士の縦の間隔を足したものになります。

[水平方向の間隔]は、ラベルの幅とラベル同士の横間隔を足したものになります。

[用紙サイズ]は、プルダウンメニューから[A4]を選択します。

確認したら[OK]ボタンをクリックします。

[ラベルオプション]ダイアログボックスで余白や間隔の数値を入力

[ラベルオプション]ダイアログボックスに戻ります。

[ラベル情報]の[ラベル製造元]が[その他/ユーザー設定]になって、[製造番号]は[64415E]になっているのを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

[ラベルオプション]ダイアログボックス

[封筒とラベル]ダイアログボックスの[ラベル]タブに戻ります。[新規文書]をクリックします。

[封筒とラベル]ダイアログボックスの[ラベル]タブ-[新規文書]

以下のような新しい文書が作成されます。5行3列の正方形の枠ができていればOKです。

この点線は、グリッド線と呼ばれるもので印刷されることはありません。また、これは表になっています。

5行3列の正方形の枠ができた新規文書

参考Wordを閉じて、再度、丸型の[64415E]のラベルを作成する場合は、[ラベルオプション]ダイアログボックスを表示して、[ラベル情報]の[ラベル製造元]で[その他/ユーザー設定]を選択して、[製造番号]は[64415E]を選択します。

ラベルサイズを登録しておくと、再度、空白の数値などを設定する必要はありません。

ラベルサイズ登録は、Word 2010でも解説しています。

ラベルサイズ登録設定(ワード2010)

Word 2010でのラベルサイズ登録の方法です。 Microsoft Wordのラベルオプションを使えば、登録されていないメーカーや型番の …

続きを見る

丸型ラベルシールの作成方法

長方形のラベルであれば、グリッド線を基準にして、その中に文字や画像を挿入してラベルを作成します。

しかし、丸型の場合、丸いグリッド線が表示されるわけではないので、少し操作しにくいと思います。

白の丸い図形を挿入して、ページの背景に色を付けると、分かりやすくなります。

白の正円を挿入

[挿入]タブの[図]グループにある[図形]から[楕円]を選択します。

[挿入]タブの[図]グループにある[図形]-[楕円]

キーボードから[Shift]キーを押したまま、ドラッグすると正円を描くことができます。

キーボード[Shift]キー

[Shift]キーを押したまま、1つの枠(グリッド線)の中に正円を綺麗に収まるように描画します。

[Shift]キーを押したまま1つの枠(グリッド線)の中に正円を描画

白の塗りつぶしと白の枠線に変更

[図形の書式]タブの[図形のスタイル]グループにある[図形の塗りつぶし]から[白]を選択します。

[図形の書式]タブの[図形のスタイル]グループにある[図形の塗りつぶし]から[白]を選択

[図形の枠線]も[白]を選択します。または、[枠線なし]を選択します。

[図形の枠線]も[白]を選択

白の塗りつぶしと白の枠線で何も表示されていないように見えますが、大丈夫です。

白い円を描画した枠

[ページの色]で背景色を設定

[デザイン]タブの[ページの背景]グループにある[ページの色]を選択して、白以外の色を選択します。

ここでは、[薄い灰色]を選択します。以下のようになり、白い丸い図形がはっきりします。

[デザイン]タブの[ページの背景]グループにある[ページの色]

白い丸の図形の中に文字を入力

白い丸の中に文字を入力します。

ただ、図形の既定の文字色は白になっているので、このまま入力すると白文字になって文字が見えません。

先に、文字色を変更します。

図形を選択したまま、右クリックして、ショートカットメニューから[テキストの追加]をクリックします。

ショートカットメニューの[テキストの追加]

円の中にカーソルが表示されます。

カーソルが表示された円

[ホーム]タブの[フォント]グループにある[フォントの色]から[黒]を選択します。

[自動]は選択しないように気をつけてください。

[ホーム]タブの[フォント]グループにある[フォントの色]から[黒]を選択

入力後は、フォントサイズなどの書式を設定します。ここでは、フォントサイズ[14]と[太字]にしています。

図形を選択した状態で設定します。図形を選択した状態とは、図形の枠線上をクリックして、円の中にカーソルがない状態です。

フォントサイズなどの書式を設定

画像の挿入

画像を挿入するには、表内にカーソルを置いて挿入します。

表内にカーソルを置いた状態

[挿入]タブの[図]グループにある[画像]から[このデバイス]を選択します。

パソコン内に画像を保存している場合は、[このデバイス]をクリックします。

[挿入]タブの[図]グループにある[画像]から[このデバイス]を選択

画像を挿入した後は、[レイアウトオプション]から[前面]を選択します。

画像周りのサイズ変更ハンドルにマウスを合わせて、大きさを調整します。

[レイアウトオプション]の[前面]

文字と画像を綺麗に配置するために、文字を上に移動します。

図形の丸を選択して、[図形の書式]タブの[テキスト]グループにある[文字の配置」から[上揃え]をクリックします。

画像もドラッグで位置を調整します。

[図形の書式]タブの[テキスト]グループにある[文字の配置」-[上揃え]

配置ができたら、左余白にマウスを置いてクリックし、表の一行目全体を選択します。

表の一行目全体を選択

そのまま[差し込み文書]タブの[作成]グループにある[ラベル]をクリックして、[封筒とラベル]ダイアログボックスの[ラベル]タブの[新規文書]をクリックします。

[封筒とラベル]ダイアログボックスの[ラベル]タブの[新規文書]

以下のようにすべての枠内に文字と画像が表示されます。

すべての枠内に文字と画像が表示された文書

個別に編集するには

作成した文書は、個別に編集することができます。

その場合は、再度、ページ背景に色を付けると分かりやすくなります。

ページの背景に色を付けた文書

ここでは、以下のように修正しました。

修正後の文書

画像の変更

挿入した画像を別の画像に変更する場合は、ショートカットメニューから[図の変更]をクリックすると効率的です。

ショートカットメニューの[図の変更]

参考[図の変更]については、以下の記事で解説しています。

書式とサイズは保持して画像のみを変更するには[図の変更]が便利

Word、Excel、PowerPoint、Outlookには、挿入した図のスタイルやサイズ、位置はそのままにして、画像のみを変更できる[図 …

続きを見る

印刷プレビューで確認してラベルシールに印刷

ページの背景色は、既定では印刷されませんので、このまま印刷してかまいません。

ページ背景を表示したまま、クイックアクセスツールバーの[印刷プレビューと印刷]をクリックします。

クイックアクセスツールバーの[印刷プレビューと印刷]

印刷プレビューを表示するショートカットキーは、[Ctrl]+[P]です。

クイックアクセスツールバーに[印刷プレビューと印刷]を登録していない場合は、ショートカットキーで印刷プレビューを表示します。

キーボード[Ctrl]+[P]

印刷プレビューでは、以下のようになります。

印刷プレビュー

参考印刷プレビューで背景色が表示された場合は、背景を印刷する設定になっています。

その場合は、[デザイン]タブの[ページの背景]グループにある[ページの色]で[色なし]を選択して背景色を削除して印刷してください。

[デザイン]タブの[ページの色]-[色なし]

背景の色を印刷する設定は、[Wordのオプション]にあります。

背景の色とイメージを印刷するには[Wordのオプション]で設定

Wordでページの背景に色をつけた文書を作成した後に、背景も印刷する場合は設定が必要です。 [Wordのオプション]ダイアログボックスの[表 …

続きを見る

印刷時の注意

印刷プレビューには、グリッド線は表示されません。

[プリンターのプロパティ]をクリックして、用紙を選択します。

普通紙のままでは、紙詰まりを起こすことがありますので、必ずラベル印刷に合う設定に変更してください。

[印刷]の[プリンターのプロパティ]

エーワンの[64415E]は、対応プリンターが[インクジェットプリンタ専用]になっていますので、プリンターのプロパティの[用紙種類]から[インクジェット紙]を選択します。

プリンターのプロパティ[用紙の種類]で[インクジェット紙]を選択

メーカーや機種によってプリンターの設定が異なりますので、プロパティでの用紙の選択は、間違えないように選択してください。ラベル用紙に説明が記載されていますので指示に従い、心配であればプリンターのマニュアルも参考にしてください。

また、家庭用プリンターであれば、1枚ずつ印刷されることをおすすめします。シールなので、2枚がくっついてずれて印刷されてしまうことがあります。

プリンターによっては、ラベルシールに対応していない機種もあると思いますが、インクジェットプリンターは、ラベル用紙に対応している場合が多いです。

ラベルシールの裏表と差し込む方向にも気をつけてください。

また、印刷時に以下のメッセージが表示されると思いますが、この場合は[はい]を選択してかまいません。

余白が小さすぎます。コンテンツの一部が印刷されない可能性があります。印刷を続けますか?

[余白が小さすぎます。]のメッセージウィンドウ

参考以下のページでも、ラベル印刷について解説しています。参考になると思います。

ラベル印刷でオリジナルThank Youシールを簡単作成

Wordには、ラベル作成ができる機能が標準で備わっています。 宛名や差出人ラベルだけでなく、[Thank You]の文字を印字したオリジナル …

続きを見る

差出人ラベル(同じデータ)を作成して書式変更や画像を挿入する

差出人のラベルを作成するには、[差し込み文書]タブの[作成]グループにある[ラベル]から簡単に作成できます。 [Wordのオプション]ダイア …

続きを見る

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Accessでクロス集計表を作成(ウィザードとデザインビューで解説) https://hamachan.info/access2021-crosstab/ Tue, 06 May 2025 13:18:17 +0000 https://hamachan.info/?p=96769 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Accessでも、Excelのピボットテーブルのようなクロス集計表を作成できます。

クロス集計クエリを使えば、行見出しと列見出しを使った見やすい集計表が作れます。

クロス集計クエリの作成は、ウィザードを使って作成する方法と、デザインビューで手動で作る2つの方法があります。

行見出しと列見出しは、作成後に簡単に入れ替えることができます。

クロス集計クエリは、印刷やExcelへエクスポートして見やすい表が欲しいというときにも有効です。

2つのクロス集計クエリ

参考Access2010までは、ピボットテーブル機能が標準で用意されていました。しかし、Access2013以降では廃止されて、現在は[クロス集計クエリ]が最も近い代替手段になります。

Accessピボットテーブルの演算フィールドの追加

Accessのテーブルやクエリでピボットテーブルを作成した後でも、演算によるフィールドを追加することができます。 参考残念なことにAcces …

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テーブルの確認

3つのテーブルがあり、リレーションシップの設定をしています。

ここでは、この3つのテーブルを基にクロス集計クエリを作成します。

3つのテーブルのリレーションシップ

参考リレーションシップについては、以下の記事で解説しています。

リレーションシップの作成と参照整合性の設定

Accessでは、複数のテーブルがあって、そのテーブル間の共通フィールドを関連付けることができます。この関連付けのことを[リレーションシップ …

続きを見る

クロス集計クエリウィザードを使って作成

クロス集計ウィザードは、1つのテーブルまたはクエリしか元データにできません。

複数のテーブルのフィールドを使うクロス集計クエリを作成する場合は、まず必要なフィールドをすべて含むクエリを作成します。

クロス集計ウィザードでは「表示項目に名前(製品名など)」を使いたい場合、事前にクエリで結合しておく必要があります。

クエリの作成

ここでは、行見出しに[製品コード]で列見出しには[販売店種別]を表示したいと思いますので、以下のようなクエリを作成します。

テーブル[T_製品コード]から[製品コード]、テーブル[T_販売店種別]から[販売店種別]、テーブル[T_売上]から[売上額]をデザイングリッドに挿入しています。

クロス集計の元になるクエリのデザインビュー

クエリを実行すると、以下のようになります。

クエリは、[Q_売上_製品コードと販売店種別]という名前で保存しています。

クエリを実行

参考既存のクエリで必要なフィールドが含まれているものがあれば、それを使用してかまいません。

クエリウィザード(クロス集計クエリ)の作成

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリウィザード]をクリックします。

クエリウィザード

クエリウィザードを起動します。このウィザードは、選択クエリ、クロス集計クエリ、重複クエリ、および不一致クエリを作成するのに役立ちます。

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリウィザード]

[新しいクエリ]ダイアログボックスから[クロス集計クエリウィザード]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

[新しいクエリ]ダイアログボックスの[クロス集計クエリウィザード]

クロス集計クエリウィザードが起動します。

クロス集計を行うフィールドがあるテーブルまたはクエリを選択します。

ここでは、[クエリ]を選択して、作成した[Q_売上_製品コードと販売店種別]を選択して、[次へ]をクリックします。

クロス集計クエリウィザードでクロス集計を行うフィールドがあるテーブルまたはクエリを選択

行見出しとして使用するフィールドを選択して、中央にある[>]をクリックします。

以下のように[選択したフィールド]に[製品コード]が表示されているのを確認して、[次へ]をクリックします。

行見出しとして使用するフィールドを選択

列見出しとして使用するフィールドを選択します。ここでは、[販売店種別]を選択して、[次へ]をクリックします。

列見出しとして使用するフィールドを選択

集計する値があるフィールドと、集計方法を選択します。

ここでは、[売上額]と[合計]を選択します。

[行ごとに集計地を表示しますか?]の[集計値を表示する]のチェックボックスはオフにして、[次へ]をクリックします。

行ごとの集計値が必要であれば、オンにしてください。

集計する値があるフィールドと集計方法を選択

クエリ名を付けます。

既定では、クエリ名やテーブル名の後ろに[のクロス集計]と付けられます。

ここでは、[Q_製品コードと販売店種別のクロス集計]として[完了]をクリックします。

クエリ名の指定

以下のようなクロス集計クエリが完成します。

クロス集計表の完成

参考[行ごとに集計地を表示しますか?]の[集計値を表示する]のチェックボックスをオンにした場合の結果は、以下を参照してください。

クロス集計クエリに合計列を追加する

クエリウィザードには、クロス集計クエリウィザードの他、選択クエリウィザード、重複クエリウィザード、不一致クエリウィザードがあります。以下の記事で解説しています。

重複クエリウィザードで重複したレコードを抽出

Accessのテーブルやクエリで重複した値のレコードを見つけるには、[重複クエリウィザード]でクエリを作成しておくと便利です。 ウィザードを …

続きを見る

不一致クエリウィザードで2つのテーブルの差分を求める

Accessで2つのテーブルの不一致レコードを抽出する方法です。 下のように[テーブルA]と[テーブルB]があります。2つのテーブルのうち、 …

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フォームのテキストボックスの内容をボタンをクリックしてコピー

Accessでフォームのテキストボックスの内容を、コマンドボタンをクリックしてクリップボードにコピーする方法です。 他のアプリケーションにテ …

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パラメータークエリで期間を指定してレコードを抽出

パラメータークエリとBetween And演算子を組み合わせると、パラメーターの入力ダイアログボックスに日付を入力して、指定した期間のみのレ …

続きを見る

通貨型の表示にするには

数値の表示形式を通貨型に変更するには、デザインビューで[売上額の合計: 売上額]内にカーソルを置いてプロパティを表示します。

キーボードから[F4]キーを押すと、プロパティを表示できます。

キーボード[F4]キー

[標準]タブの[書式]で[通貨]を選択します。

[売上額の合計: 売上額]のプロパティで[書式]-[通貨]を選択

結果、以下のようなクロス集計クエリになります。

通貨表示にしたクロス集計

行見出しと列見出しの入れ替え

作成したクエリ[Q_売上_製品コードと販売店種別のクロス集計]をデザインビューで開くと、以下のようになっています。

クロス集計ウィザードで作成したクエリのデザインビュー

デザイングリッドの[行列の入れ替え]で列見出しと行見出しを入れ替えることができます。

[行列の入れ替え]で列見出しと行見出しを入れ替え

結果、以下のように行列が入れ替わったクロス集計クエリなります。

行列を入れ替えたクロス集計表

デザインビューからクロス集計クエリを作成

クロス集計クエリウィザードを使用しなくても、クエリ作成のデザインビューから作成することもできます。

ここでは、行見出しに[月]、列見出しに[製品コード]のクロス集計クエリを作成します。

クエリのデザイングリッドに必要なフィールドを追加します。

テーブル[T_売上]から[売上額]、テーブル[T_製品コード]から[製品コード]を挿入します。

売上年月日は、月ごとにまとめたいので、フィールドにはFormat関数を使って[yyyy/mm]の形式に入力します。

月: Format([売上年月日],”yyyy/mm”)

クエリのデザインビューでデザイングリッドにフィールドを追加

参考Format関数については、Microsoftの記事を参照してください。

Format 関数 – Microsoft サポート(Microsoft)

集計クエリの作成

[クエリデザイン]タブの[表示/非表示]グループにある[集計]をクリックします。

デザイングリッドに[集計]行が追加されます。

[クエリデザイン]タブの[表示/非表示]グループにある[集計]

[売上額]で[合計]を選択し、[並べ替え]は[月]の[昇順]にします。

[売上額]で[合計]、[並べ替え]は[月]の[昇順]に設定

クエリを実行して、確認します。

クエリは、[Q_売上_月と製品コード]という名前にして保存します。

クエリを実行した結果

参考[集計]行で[合計]を指定するのを忘れないようにしてください。データを更新しても変化がない場合は、ここで[最小]や[最大]などを選択している可能性があります。

クロス集計表に変換

[集計クエリ]を[クロス集計クエリ]に変換します。

[クエリデザイン]タブの[クエリの種類]グループから[クロス集計]をクリックします。

クエリの種類:クロス集計

クエリの種類をクロス集計にします。データは、2つの値のセットによって集計されます。1つの結果はデータシートの左側に縦方向で、もう1つの結果は上部に横方向で表示されます。

[クエリデザイン]タブの[クエリの種類]グループから[クロス集計]

デザイングリッドに[行列の入れ替え]行が追加されます。以下のように設定します。

  • [月]を[行見出し]
  • [製品コード]を[列見出し]
  • [売上の合計]を[値]

デザイングリッドに[行列の入れ替え]

クエリを実行すると、以下のようになります。

クエリを実行した結果

通貨表示にするには、デザインビューで[売上額の合計]内にカーソルを置いて、プロパティを表示します。

[標準]タブの[書式]で[通貨]を選択します。

[売上額の合計: 売上額]のプロパティで[書式]-[通貨]を選択

結果、以下のようなクロス集計クエリなります。

通貨表示にしたクロス集計表

列見出しの項目の順番を変更するには

列見出しの項目の順番は変更することができます。

デザインビューでクエリプロパティを表示します。

キーボードから[F4]キーを押してプロパティを表示し、フィールドリストを表示している領域の何もない箇所でクリックすると[クエリプロパティ]が表示されます。

[クエリ列見出し]に表示したい順番にカンマ(,)で区切って入力します。テキストは、ダブルクォーテーションで囲みます。

クエリプロパティの[クエリ列見出し]

結果、以下のように並びが変わります。

列見出しを変更したクロス集計表

クロス集計クエリに合計列を追加する

ウィザードでクロス集計クエリを作成する場合、集計方法を選択する画面で[集計値を表示する]のチェックボックスをオンにして作成すると合計列が追加されます。

既定では、オンになっています。

[クロス集計クエリウィザード]で[集計値を表示する]のチェックボックスをオン

以下のようなクロス集計表が完成しますが、[合計 売上額]列が[製品コード]の右に表示されます。

デザインビューで確認すると、右端の位置になっているのですが、クエリをデータシートビューで表示すると位置が異なります。

データシートビューのまま、[合計 売上額]の列を選択してフィールド名を右端へドラッグします。

データシートビューで[合計]フィールドをドラッグで移動

デザインビューで[売上額の合計: 売上額]と[合計 売上額: 売上]を通貨表示にすると、以下のようになります。

[合計]フィールドを右端に移動して通貨表示にしたクロス集計表

手動クロス集計クエリで合計列を追加する

手動でクロス集計クエリを作成した場合でも、行ごとの合計値を表示させることができます。

[行列の入れ替え]で[値]を設定したフィールドと同じものを追加し、[集計]で[合計]、[行列の入れ替え]で[行見出し]を選択します。

フィールド名は同じにならないように気をつけてください。ここでは、[合計: 売上額]としています。

デザインビューで[合計]フィールドを追加

プロパティで書式を通貨表示にして、クエリを実行すると以下のようになります。

この場合も[合計]フィールドの位置が行見出しの右になりますので、必要であればドラッグで調整してください。

[合計]フィールドをドラッグして位置を変更

以下のようになります。

[合計]フィールドを右端に移動して通貨表示にしたクロス集計表

列見出しに[<>]と表示される場合の対処

クロス集計クエリの列見出しに[<>]が表示されることがあります。

これは、列見出しとして指定したフィールドに未入力のレコードがある場合に現れます。

列見出しに[<>]が表示されたクロス集計クエリ

上記クロス集計クエリは、列見出しに[製品コード]を指定していますが、クエリ[Q_売上_製品コードと販売店種別]でNullになっているレコードがあるためです。

こういう状態のまま、クロス集計クエリを作成すると、列見出しに[<>]が表示されます。

[製品コード]の一部が未入力になっているクエリ

クロス集計クエリでこの[<>]列を非表示にするには、デザインビューで[製品コード]フィールドの[抽出条件]に[Is Not Null]を入力して条件を指定します。

デザインビューで[製品コード]フィールドの[抽出条件]に[Is Not Null]を入力して条件を指定

以下のように[<>]と表示されていた列は非表示になります。

[<>]と表示されていた列が非表示になったクロス集計クエリ

クロス集計表をExcelへエクスポートする

クロス集計クエリを使って作成したクロス集計表をExcelへエクスポートすることができます。

出力したいクエリで右クリックして、ショートカットメニューから[エクスポート]の[Excel]をクリックします。

[外部データ]タブの[エクスポート]グループにある[Excel]をクリックしても同じです。

ショートカットメニューの[エクスポート]の[Excel]

[エクスポート-Excelスプレッドシート]ダイアログボックスが表示されます。

[ファイル名]を確認し、必要であれば修正します。保存先は、[参照]ボタンをクリックして変更できます。

エクスポートのオプションで、[書式設定とレイアウトを保存したままデータをエクスポートする]をオンにするか、オフにするかを決めます。

ここでは、オンにして、[エクスポートの完了後にエクスポート先のファイルを開く]もオンにします。

[OK]ボタンをクリックします。

[エクスポート-Excelスプレッドシート]ダイアログボックス

以下のように出力されます。

[書式設定とレイアウトを保存したままデータをエクスポートする]をオンにして出力したExcelの表

参考[書式設定とレイアウトを保存したままデータをエクスポートする]をオフにして出力した場合は、以下のようになります。

オフにすると、[エクスポートの完了後にエクスポート先のファイルを開く]はオンにできません。

[書式設定とレイアウトを保存したままデータをエクスポートする]をオフにして出力したExcelの表

エクスポート操作を保存

エクスポートすると、出力と同時に[エクスポート操作の保存]のウィンドウが表示されます。

[エクスポート操作の保存]のチェックボックスをオンにすると、以下のように展開されて名前を付けて保存できます。

[エクスポート操作の保存]のウィンドウー[エクスポート操作の保存]

[外部データ]の[エクスポート]グループにある[保存済みのエクスポート操作]をクリックすると、

[外部データ]の[保存済みのエクスポート操作]

[データタスクの管理]ダイアログボックスの[保存済みのエクスポート操作]タブが表示され、選択していつでも実行できるようになります。

[データタスクの管理]ダイアログボックスの[保存済みのエクスポート操作]タブ

参考エクスポート操作を保存しておくと、マクロにすることもできます。

Excelへエクスポートするコマンドボタンを作成する方法は、以下の記事で解説しています。

Excelへ出力(エクスポート)するコマンドボタンの作成

Access2010でテーブルやクエリをExcelへ出力するマクロを作成して、それをコマンドボタンに登録する方法です。 独立マクロを作成して …

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フォーム作成に便利!表形式レイアウトで列の幅や並び順を簡単調整 https://hamachan.info/access2021-tabular-layout/ Tue, 29 Apr 2025 10:17:03 +0000 https://hamachan.info/?p=96597 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Accessのフォーム作成では、[コントロールレイアウト]という便利な仕組みを使うことで、複数のコントロールを自動的に整列させて、見た目をきれいに整えることができます。

特に[表形式レイアウト]は、行や列をすっきり揃えて配置できるため、作業の手間を省きながら効率よくフォームを作成できます。

この記事では、[表形式レイアウト]を使ったときの列の移動やサイズ変更についてわかりやすく解説します。

[配置]タブの[表形式]

参考[集合形式レイアウト]については、以下の記事で解説しています。

集合形式レイアウトのコントロール調整(2段組み・左右に分割・結合)

Accessのオートフォームでフォームを作成すると、ラベルとテキストボックスが1列に並びますが、2段組みにしたほうが見やすい場合もあります。 …

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表形式のフォームを作成

テーブル[T_会員]を作成しています。このテーブルを基に表形式のフォームを作成します。

テーブルのデータシートビュー

以下は、テーブルのデザインビューです。

テーブルのデザインビュー

オートフォームで表形式のフォームを作成

テーブル[T_会員]を選択して、[作成]タブの[フォーム]グループにある[その他のフォーム]-[複数のアイテム]をクリックします。

複数のアイテム

複数のレコードを一度に表示するフォームを作成します。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[その他のフォーム]-[複数のアイテム]

[表形式]のフォームが作成され、コントロールには[表形式レイアウト]が適用されます。既定では、レイアウトビューで表示されます。

表形式レイアウトのフォーム

参考フォームの作成は、[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォームウィザード]を使用して作成することもできます。

フォームウィザードでフォームを作成(クエリが認識されないことも)

Accessのフォームとはテーブルやクエリのデータをもとに、データの表示、入力、編集するためのオブジェクトです。 フォームウィザードでは、[ …

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また、[フォームデザイン]をクリックして、白紙の状態から手動でコントロールを配置し、フォームを作成することもできます。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォームウィザード]

ルーラーを使ったコントロールの一括選択

フォームをデザインビューで開くと、ルーラーを使ってコントロールの一括選択ができます。

オートフォームで作成したフォームは、ここでは[F_会員]という名前で保存し、タイトルは[会員情報]としています。

作成したフォーム[F_会員]を右クリックして、ショートカットメニューから[デザインビュー]をクリックします。

ショートカットメニューから[デザインビュー]

垂直ルーラーにマウスポインターを合わせると、右向き矢印になりますので、その時にクリックするとその方向のコントロールをすべて選択できます。

垂直ルーラーにマウスポインターを合わせた時の右向き矢印

水平ルーラーもマウスポインターを合わせると、下向き矢印になりますので、その時にクリックするとその方向のコントロールをすべて選択できます。

水平ルーラーでマウスポインターを合わせた時の下向き矢印

[表形式レイアウト]の適用

手動でフォームを作成した場合などで[表形式レイアウト]を適用するには、すべてのコントロールを選択して[配置]タブの[テーブル]グループにある[表形式]をクリックします。

表形式

最上部にラベルがあり、その下に列にデータが入る、スプレッドシートに似たレイアウトを作成します。

[配置]タブの[テーブル]グループにある[表形式]

コントロールレイアウト適用の確認

レイアウトビューでもデザインビューでも、コントロールレイアウトが適用されている場合は、コントロールを選択した時、左上に+マークが表示されます。

レイアウトビューの+マーク([レイアウトの選択]ボタン)です。このボタンをクリックすると、すべてのコントロールを選択できます。

レイアウトビューでコントロールを選択した時の左上に+マーク

以下は、デザインビューです。

デザインビューでコントロールを選択した時の左上に+マーク

参考グループ化は解除したり、結合することができます。

フォームのコントロールのグループ解除(レイアウトの削除)と結合・再設定

Accessでテーブルやクエリをもとにフォームを作成すると、コントロールを自由に移動できないということがあります。 それは、コントロールがグ …

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コントロールの列幅と高さの調整

表形式レイアウトでの列の幅は、個別に変更できます。

列幅を変更しても、それ以外の列が自動的にずれて表の体裁を保つことができます。

列幅を調整する場合は、レイアウトビューで行うとデータの収まりを確認しながら調整できるので効率的です。

フォームで右クリックしてショートカットメニューから[レイアウトビュー]をクリックします。

ショートカットメニューから[レイアウトビュー]

[ID]のテキストボックスにマウスポインターを合わせて、左右矢印の時に左へドラッグします。[ID]の列幅が狭くなると、その右側にあるコントロールは自動的に左側にずれます。

[ID]にマウスポインターを合わせてドラッグ

以下のように、レイアウトビューでは一番長いデータに合わせて列幅を調整できます。

一番長いデータに合わせて列幅を調整

参考レイアウトビューを表示する方法は、他にもあります。以下の記事で解説しています。

レイアウトビューでフォームのコントロールをカスタマイズ

Accessのフォームには、デザインビュー、レイアウトビュー、フォームビューの3つの表示方法があります。 コントロールのサイズや位置などを調 …

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コントロールの高さはデザインビューで調整

コントロールの高さもドラッグで調整できます。

コントロールの高さをドラッグで調整

列幅は、レイアウトビューの方がお勧めですが、コントロールの高さは、デザインビューで調整してもいいと思います。

デザインビューでコントロールの高さを調整

列の並び順の変更

列の並び順を変更するのもドラッグで簡単に行うことができます。

ラベルとテキストボックスを選択して水平方向へドラッグします。ここでは、左側へドラッグします。

ラベルとテキストボックスを選択

目的の位置へ移動させて、オレンジ色の線の箇所でマウスから指を離します。

オレンジ色の線の箇所でドロップ

以下のように列全体を移動でき、それに伴い他の列は自動的にずれて調整されます。

[性別]フィールドを移動させた表形式レイアウト

コントロール同士の間隔はスペースの調整

コントロール同士の間隔は、[配置]タブの[スペースの調整]が便利です。

ただし、コントロールの上下方向の調整になります。行と行の間隔が調整されるということです。

レイアウトビューでもデザインビューでも使用できます。

[配置]タブの[スペースの調整]

参考[配置]タブの[余白の調整]は、コントロールの内側のスペースの調整になります。

[配置]タブの[余白の調整]

コントロール同士の横間隔を調整するには

コントロールの横の間隔を調整したい場合は、コントロールレイアウトを解除する必要があります。

コントロールレイアウトが適用されている場合は、[配置]タブの[サイズ変更と並べ替え]グループにある[サイズ/間隔]の[間隔]コマンドは無効になります。

[配置]タブの[サイズ変更と並べ替え]グループにある[サイズ/間隔]の[間隔]が無効

レイアウトの削除

コントロール同士の横間隔を調整をしたい場合は、ます、左上の+のマーク([レイアウト選択]ボタン)をクリックして、すべてのコントロールを選択します。

行や列単位で選択して実行することもできます。

左上の+のマーク([レイアウト選択]ボタン)をクリックしてすべてのコントロールを選択

そして、[配置]タブの[テーブル]グループにある[レイアウトの削除]をクリックします。

[配置]タブの[レイアウトの削除]

複数のコントロールを選択して(ここではすべて選択)、[配置]タブの[サイズ変更と並べ替え]グループにある[サイズ/間隔]の[間隔]から選択します。

[配置]タブの[サイズ変更と並べ替え]グループにある[サイズ/間隔]の[間隔]が有効

参考レイアウトビューでは、[配置]タブの[テーブル]グループに[レイアウトの削除]はありません。

右クリックのショートカットメニューから操作します。

右クリックのショートカットメニュー[レイアウト]-[レイアウトの削除]

レイアウトの削除については、以下の記事で解説しています。

フォームのコントロールのグループ解除(レイアウトの削除)と結合・再設定

Accessでテーブルやクエリをもとにフォームを作成すると、コントロールを自由に移動できないということがあります。 それは、コントロールがグ …

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レイアウトを削除すると、一部のコントロールを移動させたり、微調整ができるようになります。

テキストボックスとラベルの操作については、以下の記事を参考にしてください。個別に移動させる方法も解説しています。

テキストボックス作成時(フィールドの追加時)にラベルを挿入したくない

Accessのフォームやレポートのデザインビューでテキストボックスを作成すると、自動的にラベルも挿入されてしまいます。 これは、意外と面倒に …

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ただ、解除すると位置はバラバラになるので、あとで再調整が必要になります。

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集合形式レイアウトのコントロール調整(2段組み・左右に分割・結合) https://hamachan.info/access2021-stacked-layout/ Tue, 22 Apr 2025 12:47:36 +0000 https://hamachan.info/?p=96379 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Accessのオートフォームでフォームを作成すると、ラベルとテキストボックスが1列に並びますが、2段組みにしたほうが見やすい場合もあります。

デザインビューやレイアウトビューで簡単に2段組みに変更できます。

また、各コントロールは同じ幅で配置されますが、[配置]タブの[左右に分割]機能を使えば、幅を調整できます。空白のセルには、別のコントロールを配置することもできます。

Accessのフォームでは、コントロールのレイアウトが面倒に感じられがちですが、[配置]タブにあるコマンドを使用すると、意外とスムーズに調整できます。

レイアウトを削除して操作するよりも、効率的に配置できると思います。

レイアウトビューの[配置]タブ

単票形式のフォームを作成

テーブル[T_会員]を作成しています。このテーブルを基に単票形式のフォームを作成します。

テーブルのデータシートビュー

以下は、テーブルのデザインビューです。

テーブルのデザインビュー

オートフォームで単票形式のフォームを作成

テーブル[T_会員]を選択して、[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォーム]をクリックします。

フォーム

フォームを作成して、1レコードずつ情報を入力できるようにします。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォーム]

1画面に1件のレコードが表示される単票形式のフォームが作成されます。

これは、集合形式というコントロールレイアウトが適用されています。既定では、レイアウトビューで表示されます。

単票形式のフォーム

参考オートフォームで作成したフォームは、ここでは[F_会員情報]という名前で保存し、タイトルは[会員情報]としています。

オートフォームの[その他のフォーム]-[複数のアイテム]を選択して作成した[表形式レイアウト]については、以下の記事で解説しています。

フォーム作成に便利!表形式レイアウトで列の幅や並び順を簡単調整

Accessのフォーム作成では、[コントロールレイアウト]という便利な仕組みを使うことで、複数のコントロールを自動的に整列させて、見た目をき …

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集合形式レイアウトを2段組みに変更

保存したフォーム[F_会員情報]をレイアウトビューで表示します。

右クリックして、ショートカットメニューから[レイアウトビュー]をクリックします。

ショートカットメニューの[レイアウトビュー]

レイアウトビューでコントロールの幅を狭くします。グループ化されているので、1つのコントールを選択してドラッグするとOKです。

一番長いコントロールのテキストに合わせて調整します。

1つのコントロールを選択してドラッグ

参考レイアウトビューを表示する方法は、他にもあります。以下の記事で解説しています。

レイアウトビューでフォームのコントロールをカスタマイズ

Accessのフォームには、デザインビュー、レイアウトビュー、フォームビューの3つの表示方法があります。 コントロールのサイズや位置などを調 …

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2段目に移動させたいコントロールを選択

2段目に移動させたいコントロールを[Ctrl]キーや[Shift]キーを使って選択します。

以下のように連続している場合は、[Shift]キーを使うと、効率よく選択できます。

2段目に移動させたいコントロールを選択

選択したコントロールの1つにマウスポインターを合わせて、マウスポインターが十文字(四方向)の形のときに一番上のコントロールの右端にドラッグします。

選択したコントロールの1つにマウスポインターを合わせる

オレンジ色の縦の線が表示されたときにマウスから指を離します。

一番上のコントロールの右端にドラッグします。

以下のように選択したコントロールが2段目に移動します。

2段組みになったコントロール

参考デザインビューでも同じように操作できます。ただ、レイアウトビューの方が実際のテキストを見ながら調整できるので便利です。

フォームをレイアウトビューで開けない場合は、オプションの設定を確認してください。

レイアウトビューが表示されない場合の確認

列と列の間のスペースを調整

列と列の間のスペースを調整するには、2段目のいずれかのラベルを選択してプロパティで設定します。

[書式]タブの[左スペース]の数値を大きくします。

ラベルのプロパティ[書式]タブの[左スペース]

コントロールの幅を[左右に分割]で調整

集合形式レイアウトでは、同じ列のコントロールは、自動的に同じ幅に調整されますが、[配置]タブの[左右に分割]機能を使って個別に狭くすることができます。

例えば、[ID]のテキストボックスを選択して、[配置]タブの[結合/分割]グループにある[左右に分割]をクリックします。

セルを左右に分割

選んだコントロールを2列に分割します。

[配置]タブの[結合/分割]グループにある[左右に分割]

テキストボックスの幅は、半分の大きさになります。

半分の大きさになったテキストボックス

さらにクリックすると、また、その半分の大きさになります。元の大きさの4分の1になったということです。

4分の1になったテキストボックス

ここでは、以下のように幅を調整してみました。

左右に分割して調整したフォームのコントロール

参考空白となったセルには薄い破線が表示されますが、フォームビューには表示されません。

空白セルへコントロールを移動

空白セルとなった箇所へコントロールをドラッグで移動できます。

[年齢]のラベルとテキストボックスを選択して、[性別]の右の空白セルへドラッグします。

[年齢]のラベルとテキストボックスを選択して、[性別]の右の空白セルへドラッグ

以下のようになります。

2段目に移動したコントロール

[年齢]のテキストボックスは、再度、[左右に分割]を1回クリックして半分の大きさにします。

[年齢]テキストボックスを[左右に分割]

[都道府県]のラベルとテキストボックスを選択して、上の空白セルへドラッグします。

[都道府県]のラベルとテキストボックスを上の空白セルへドラッグ

また、2段目の上部にある[アドレス]のラベルとテキストボックスを下部の空白セルへドラッグします。

[アドレス]のラベルとテキストボックスを下部の空白セルへドラッグ

参考上下の移動は、[配置]タブの[上へ移動]と[下へ移動]を使う方法もあります。

[配置]タブの[上へ移動]と[下へ移動]

コントロールの高さの調整

同じ行のコントロールの高さを調整するには、1つのセルを選択してドラッグで調整します。

2段組みになってもグループ化されている場合は、同じ行のすべてのコントロールが同じ高さになります。

以下のようになります。

同じ行のコントロールの高さを調整

すべてのコントロールを選択して、高さを調整することもできます。

すべてのコントロールを選択するには、[配置]タブの[行と列]グループにある[レイアウトの選択]をクリックします。

または、左上の+のマーク([レイアウト選択]ボタン)をクリックします。

[配置]タブの[行と列]グループにある[レイアウトの選択]

キーボードから[F4]キーを押してプロパティを表示し、[書式]タブの[高さ]に数値を入力すると高さが揃います。

プロパティの[書式]タブ-[高さ]

参考コントロールのグループ化は解除したり、グループとグループを結合することができます。

フォームのコントロールのグループ解除(レイアウトの削除)と結合・再設定

Accessでテーブルやクエリをもとにフォームを作成すると、コントロールを自由に移動できないということがあります。 それは、コントロールがグ …

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分割後のセルの結合

セルを分割後に結合することもできます。

例えば、[ID]のテキストボックスを広くしたいとします。

[ID]のテキストボックスと右の空白セルを選択して、[配置]タブの[結合]をクリックします。

[配置]タブの[結合]

以下のようになります。

結合した[ID]テキストボックス

[上下に分割]で高さを調整

テーブルの[備考]フィールドなどで、データ型を[長いテキスト]にしていると、高さも大きくなっていることがあります。

[配置]タブの[結合/分割]グループにある[上下に分割]をクリックすると、2行に分割されます。

セルを上下に分割

選んだコントロールを2行に分割します。

[配置]タブの[結合/分割]グループにある[上下に分割]

上下に分割して場合も、[配置]タブの[結合]を使って結合することができます。

上下に分割した後のセルの結合

参考[上下に分割]や[左右に分割]、[結合]などのコマンドは、デザインビューの[配置]タブにもあります。

[配置]タブの[レイアウトの解除]はデザインビューのみで、レイアウトビューにはありません。

デザインビューの[配置]タブ

レイアウトビューでレイアウトの削除を行うには、すべてのコントロールを選択後、右クリックして、ショートカットメニューから[レイアウト]-[レイアウトの削除]をクリックします。

グループ内の一部のコントロールを選択して、グループから解除することもできます。

[レイアウトの削除]を実行すると、デザインビューもレイアウトビューも[配置]タブのコマンドは無効になります。

ショートカットメニューの[レイアウト]-[レイアウトの削除]

空白セルの削除

レイアウトを調整していると、途中や最後に空白セルができることがあります。

行内の1つの空白セルを選択しても削除はできません。

同じ行のすべてのセルが空白の場合は、まとめて削除できます。

1つのセルを選択して[Delete]キーを押します。

空白行の空白セルを選択

以下のように同じ行のすべての空白セルが削除されます。

空白行が削除されてフォーム

参考[配置]タブの[行と列]グループにあるコマンドで行や列を挿入できます。

間違えて列や行を挿入した場合も、1つの空白セルを選択して[Delete]キーで削除できます。

複数の行や列をまとめて削除する場合は、[Ctrl]や[Shift]キーを使って選択した後に[Delete] キーを押します。

[配置]タブの[行と列]グループにあるコマンド

レイアウトビューでの操作は、以下の記事も参考になると思います。

レイアウトビューでフォームのコントロールをカスタマイズ

Accessのフォームには、デザインビュー、レイアウトビュー、フォームビューの3つの表示方法があります。 コントロールのサイズや位置などを調 …

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フォームのコントロールのグループ解除(レイアウトの削除)と結合・再設定

Accessでテーブルやクエリをもとにフォームを作成すると、コントロールを自由に移動できないということがあります。 それは、コントロールがグ …

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Wordでルーズリーフの罫線に綺麗に印刷する方法(A罫/B罫・A4/B5) https://hamachan.info/word2021-loose-leaf/ Tue, 15 Apr 2025 09:07:51 +0000 https://hamachan.info/?p=96081 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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学校や仕事でよく使うルーズリーフですが、Wordで作った文書を罫線に合わせて綺麗に印刷しようとすると、意外とうまくいかないことがあります。

印刷したときに文字がずれたり、途中から罫線に合わなくなったりして、困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Wordを使ってルーズリーフにぴったり印刷するための設定方法を、用紙サイズや罫線の種類(A罫・B罫)に分けてわかりやすく解説します。

実際に印刷して試した結果もふまえてまとめていますので、参考にしてみてください。

Wordからルーズリーフに印刷した結果A4サイズとB5サイズのB罫線

ルーズリーフの用紙サイズと罫線

ルーズリーフの種類は多くありますが、ここでは、Campusシリーズのルーズリーフを基準にしています。

用紙サイズは、A4サイズとB5サイズ、罫線はA罫線(7mm)とB罫線(6mm)です。

ここでは、以下の4つの組み合わせて解説します。

  • A4サイズ(A罫線 7mm) 35行
  • A4サイズ(B罫線 6mm) 41行
  • B5サイズ(A罫線 7mm) 31行
  • B5サイズ(B罫線 6mm) 36行

一番人気なのは、B5サイズのB罫線だと思いますが、多くの種類がありますので用途に合わせて、また間違えないように求めてください。

ルーズリーフの余白について

この記事では、コクヨのCampusシリーズのルーズリーフを基準にしていますが、ダイソーやアルマンなど他メーカーのルーズリーフでは、罫線の位置や余白がわずかに異なります。

設定時には、お手持ちのルーズリーフで実際に余白を計測して設定してください。

ただ、実測どおり設定するより、少し調整したほうがうまく収まる場合もあります。

ルーズリーフの余白

ルーズリーフは、穴あきの部分に文字がかぶらないようにしなければなりません。

左余白は、おおよそ[13mm]あれば、罫線の端から印刷されます。右余白は、[3mm]あればOKです。

しかし、ギリギリよりは、多少余裕があったほうがいいかもしれませんので任意で調整してください。

フォントサイズやフォントの種類は、ここでは既定のままとしています。

[游明朝]と[10.5pt]です。

[ホーム]タブの[フォント]の種類とサイズ

裏表の印刷について

穴あきの箇所が右側で印刷する場合(裏印刷)は、余白の設定で左右の大きさを入れ替えなければなりません。

もし、それが面倒であれば、穴あきの余白の大きさに合わせて、左右同じ大きさの余白にしておいてもいいと思います。

[ページ設定]ダイアログボックスの表示

まず、Wordを起動して[ページ設定]ダイアログボックスを表示します。

[レイアウト]タブの[ページ設定]グループにある[ページ設定]をクリックします。

[レイアウト]タブの[ページ設定]グループにある[ページ設定]

[ページ設定]ダイアログボックスが表示されます。以下は、既定の状態です。

[ページ設定]ダイアログボックス

[ページ設定]ダイアログボックスを簡単に表示する方法

Wordの[ページ設定]ダイアログボックスは、もっと簡単に表示することができます。

文書の外側の余白部分をダブルクリックします。垂直ルーラー上部の余白です。

文書の外側の余白部分をダブルクリックして[ページ設定]ダイアログボックスを表示

参考詳しくは、以下の記事で解説しています。水平ルーラーの上部などをダブルクリックして表示することもできます。

ダイアログボックスの起動(ルーラーをダブルクリックしてページ設定)

通常、ダイアログボックスを表示したい場合は、リボンのグループ名の右側にある[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックして表示させますが …

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A4サイズ(A罫線)の設定

用紙サイズを確認して、余白を調整してから行数と行送りの設定をします。

既定は[A4]が選択されていると思いますが、念のため確認します。

用紙サイズの確認

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブをクリックして、[用紙サイズ]が[A4]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブ

余白の設定

次に[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブをクリックします。

[余白]で上下左右を以下のように設定します。

左右の余白は、この設定でルーズリーフの罫線の長さに合ったものになります。

実測では上余白は[36mm]ですが、この設定では印刷したときに文字が上寄りになりますので、[37mm]にしています。

  • 上:37 mm
  • 下:15 mm
  • 左:13 mm
  • 右:3 mm

念のため、[印刷の向き]も[縦]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

行間と行数の設定

[文字数と行数]タブをクリックします。

[行数]の[行送り]でA罫線は、7mmなので、[行送り]に[7mm]と入力します。

[7mm]と入力すると、行数は自動的に[34]になります。

[行送り]を設定した後に、[行数]のテキストボックス内でクリックすると確認できます。

[OK]ボタンをクリックします。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブ

再度、[ページ設定]ダイアログボックスを開くと、[行送り]は[19.85pt]になっていますが、これでOKです。

mmで入力しても、自動的にptに変換されます。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブの[行送り]

参考実測どおり、上余白を36mmにすると、行数は35行になります。ルーズリーフの罫線に被ることはありませんが、若干文字が上よりになるので、上余白は36mmにしています。その場合、行数は34行になります。

グリッド線の表示

グリッド線を表示しておくと、入力しやすくなると思います。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]のチェックボックスをオンにします。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]

以下のようになります。グリッド線は、印刷されることはありません。

グリッド線を表示した文書

試しにサンプル文を挿入して印刷した結果です。

ルーズリーフA4サイズ(A罫線)に印刷した結果

参考Wordのサンプル文については、以下の記事で解説しています。

サンプル文を挿入して編集機能を確認(Word・PowerPoint・Outlook)

書式設定の機能を確認をしたいと思っても、適当な文章がないとできません。 特に長文の文章で機能を確認したり、練習したい場合など、そのサンプル文 …

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A4サイズ(B罫線)の設定

B罫線の場合は、[ページ設定]の他に[行間]と[間隔]の設定も必要になります。

[ページ設定]ダイアログボックスを表示します。

用紙サイズの確認

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブをクリックして、[用紙サイズ]が[A4]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブ

余白の設定

次に[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブをクリックします。

[余白]で上下左右を以下のように設定します。左右の余白は、罫線の長さに合ったものになります。

  • 上:36 mm
  • 下:15 mm
  • 左:13 mm
  • 右:3 mm

念のため、[印刷の向き]も[縦]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

参考ダイソーのルーズリーフ[A4]サイズ(B罫線)の実測は、上余白35mm、下余白16mm、左余白15mm、右余白5mmです。

行間と行数の設定

[文字数と行数]タブをクリックします。

[行数]の[行送り]でB罫線は、6mmなので、[行送り]に[6mm]と入力します。

[6mm]と入力すると、行数は自動的に[41]になります。

[行送り]を設定した後に、[行数]のテキストボックス内でクリックすると確認できます。

[OK]ボタンをクリックします。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブ

再度、[ページ設定]ダイアログボックスを開くと、[行送り]は[17pt]になっていることが確認できます。

mmで入力しても、自動的にptに変換されます。

[6mm]と入力せずに[17pt]としてもかまいません。既定が[18pt]なので、その方が早いですね。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブ-[行送り]

[行間]と[間隔]の設定

B罫線の場合は、行間を設定する必要があります。

[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]をクリックします。

[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]

[段落]ダイアログボックスが表示されますので、[インデントと行間隔]タブを表示します。

以下は既定の状態です。

[段落]ダイアログボックスの[インデントと行間隔]タブ

[行間]で[固定値]を選択して、[間隔]を[17pt]にして、[OK]ボタンをクリックします。

[行間]で[固定値]を選択して[間隔]を[17Pt]に設定

参考すでに入力済みの文書で設定する場合は、すべての段落を選択して設定するようにしてください。

[段落]ダイアログボックスの簡単表示

水平ルーラーにある[インデントマーカー]をダブルクリックしても、[段落]ダイアログボックスを表示させることができます。

ルーラーの[インデントマーカー]

[段落]ダイアログボックスは、キーボードから[Alt]→[O]→[P]の順に押しても表示できます。

キーボード[Alt]→[O]→[P]

以下の記事で解説しています。

ダイアログボックスの起動(ルーラーをダブルクリックしてページ設定)

通常、ダイアログボックスを表示したい場合は、リボンのグループ名の右側にある[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックして表示させますが …

続きを見る

グリッド線の表示

グリッド線を表示しておくと、入力しやすくなると思います。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]のチェックボックスをオンにします。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]

以下のようになります。グリッド線は、印刷されることはありません。

グリッド線を表示した文書

試しにサンプル文を挿入して印刷した結果です。

ルーズリーフA4サイズ(B罫線)に印刷した結果

B5サイズ(A罫線)の設定

用紙サイズを変更して、余白を調整してから行数と行送りの設定をします。

既定は[A4]が選択されていると思いますので、[B5]サイズに変更します。

[ページ設定]ダイアログボックスを表示します。

用紙サイズの変更

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブをクリックします。

[用紙サイズ]を[B5]に変更します。

用紙サイズの中で「JIS B5」と書かれているのは、日本の印刷用紙に正確に合わせるための選択肢です。

プリンターでルーズリーフ(B5)に印刷するときは、「JIS B5」を選んでおけばOKです。

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブ

余白の設定

次に[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブをクリックします。

[余白]で上下左右を以下のように設定します。左右の余白は、罫線の長さに合わせたものになります。

実測では上余白は[30mm]ですが、この設定では印刷したときに文字が上寄りになりますので、[32mm]にしています。

  • 上:32 mm
  • 下:8 mm
  • 左:13 mm
  • 右:3 mm

念のため、[印刷の向き]も[縦]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

行間と行数の設定

[文字数と行数]タブをクリックします。

[行数]の[行送り]でA罫線は、7mmなので、[行送り]に[7mm]と入力します。

[7mm]と入力すると、行数は自動的に[30]になります。

[行送り]を設定した後に、[行数]のテキストボックス内でクリックすると確認できます。

[OK]ボタンをクリックします。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブ

再度、[ページ設定]ダイアログボックスを開くと、[行送り]は[19.85pt]になっていますが、これでOKです。

mmで入力しても、自動的にptに変換されます。

[ページ設定]ダイアログボックスの[行送り]

参考実測どおり、上余白を30mmにすると、行数は31行になります。ルーズリーフの罫線に被ることはありませんが、若干文字が上よりになるので、上余白は32mmにしています。その場合、行数は30行になります。

グリッド線の表示

グリッド線を表示しておくと、入力しやすくなると思います。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]のチェックボックスをオンにします。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]

以下のようになります。グリッド線は、印刷されることはありません。

グリッド線を表示した文書

試しにサンプル文を挿入して印刷した結果です。

ルーズリーフB5サイズ(A罫線)に印刷した結果

参考印刷時に以下の[余白が小さすぎます]のメッセージウィンドウが表示されることがありますが、[はい]をクリックします。

[余白が小さすぎます]のメッセージウィンドウ

B5サイズ(B罫線)の設定

用紙サイズを変更して、余白を調整してから行数と行送りの設定をします。

既定は[A4]が選択されていると思いますので、[B5]サイズに変更します。

[ページ設定]ダイアログボックスを表示します。

用紙サイズの変更

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブをクリックします。

[用紙サイズ]を[B5]に変更します。

用紙サイズの中で「JIS B5」と書かれているのは、日本の印刷用紙に正確に合わせるための選択肢です。

プリンターでルーズリーフ(B5)に印刷するときは、「JIS B5」を選んでおけばOKです。

[ページ設定]ダイアログボックスの[用紙]タブ

次に[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブをクリックします。

[余白]で上下左右を以下のように設定します。左右の余白は、罫線の長さに合ったものになります。

実測では上余白は[30mm]ですが、この設定では印刷したときに若干文字が上寄りになりますので、[31mm]にしています。

  • 上:31 mm
  • 下:10 mm
  • 左:12 mm
  • 右:4 mm

念のため、[印刷の向き]も[縦]になっていることを確認します。

[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

参考ダイソーのルーズリーフB5サイズ(B罫線)の実測は、上余白29mm、下余白12mm、左余白12mm、右余白7mmです。

行間と行数の設定

[文字数と行数]タブをクリックします。

[行数]の[行送り]で[17pt]にします。

[6mm]と入力してもいいですが、既定が[18pt]になっているので[17pt]としたほうが早いですね。

行数は自動的に[36]になります。

[行送り]を設定した後に、[行数]のテキストボックス内でクリックすると確認できます。

[OK]ボタンをクリックします。

[ページ設定]ダイアログボックスの[文字数と行数]タブ

[行間]と[間隔]の設定

B罫線の場合は、行間を設定する必要があります。

[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]をクリックします。

[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]

[段落]ダイアログボックスが表示されますので、[インデントと行間隔]タブを表示します。

[行間]で[固定値]を選択して、[間隔]を[17pt]にして、[OK]ボタンをクリックします。

[段落]ダイアログボックスの[インデントと行間隔]

参考すでに入力済みの文書で設定する場合は、すべての段落を選択して設定するようにしてください。

[段落]ダイアログボックスの簡単表示

水平ルーラーにある[インデントマーカー]をダブルクリックしても、[段落]ダイアログボックスを表示させることができます。

水平ルーラーにある[インデントマーカー]

[段落]ダイアログボックスは、キーボードから[Alt]→[O]→[P]の順に押しても表示できます。

キーボード[Alt]→[O]→[P]

以下の記事で解説しています。

ダイアログボックスの起動(ルーラーをダブルクリックしてページ設定)

通常、ダイアログボックスを表示したい場合は、リボンのグループ名の右側にある[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックして表示させますが …

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グリッド線の表示

グリッド線を表示しておくと、入力しやすくなると思います。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]のチェックボックスをオンにします。

[表示]タブの[表示]グループにある[グリッド線]

以下のようになります。グリッド線は、印刷されることはありません。

グリッド線を表示した文書

試しにサンプル文を挿入して印刷した結果です。

ルーズリーフB5サイズ(B罫線)に印刷した結果

参考Wordのページ設定については、以下の記事で解説しています。

Wordのページ設定と文書印刷のためのオプション設定

ページ設定とは、用紙サイズや用紙の向き、余白、文字方向などの文書全体の書式設定のことです。 ページ設定は、文書を完成させてから変更することも …

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Wordでは、便箋も簡単に作成できます。

便箋のような罫線を引いた用紙を簡単作成(A4サイズとA5サイズ)

Wordで便箋のような罫線を引いた用紙を簡単に作成する方法です。 以下のように罫線のみの用紙は、驚くほど簡単に作成できます。 また、A5サイ …

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A4サイズの横書きと縦書き便箋の作成(段落罫線とページ罫線を使用)

Wordでは、段落罫線とページ罫線を使用して便せんのような文書を作成できます。 印刷して使用することを目的としていますが、1段落に1行ずつ入 …

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A4用紙の三つ折りの位置を正確に表示するには直線図形で簡単設定 https://hamachan.info/word2021-trifold/ Tue, 08 Apr 2025 13:33:57 +0000 https://hamachan.info/?p=95893 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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WordでA4用紙を三つ折りにする際に、正確に3等分できる位置に印を付けたい、あるいは文書作成中に三つ折りの位置を表示したいことがあります。

これは、パンフレットや申込書、案内状などを作成する際によく使われる方法です。

折り目の位置は、図形の直線を挿入し、[オブジェクトの配置]機能を使うことで、簡単かつ正確に配置できます。

文書作成時の目安として表示するのはもちろん、印刷する場合には、目立たないように薄い色で短めの直線に変更しても構いません。

三つ折りの位置に直線を表示した文書

直線を挿入

2本の直線を挿入します。

[挿入]タブの[図]グループにある[図形]から[線]をクリックします。

[挿入]タブの[図]グループにある[図形]ー
[直線]

本文内でドラッグして直線を描画します。ドラッグする位置は、任意の位置でかまいません。

キーボードから[Shift]キーを押したままドラッグすると、直線を描くことができます。

キーボード[Shift]キー

直線を選択していると[図形の書式]タブが表示されますので、[サイズ]グループにある[図形の高さ]が[0mm]になっていることを確認します。

[0mm]になっていれば真っ直ぐになっています。[0mm]になっていなければ修正します。

[図形の書式]タブの[サイズ]グループにある[図形の高さ]

文字を入力しても直線が移動しないように、設定します。

[レイアウトオプション]をクリックして[ページ上の位置を固定]を選択します。

ページ上で位置を固定する

文字が追加または削除されたときにページ上のオブジェクトの位置が変わらないようにします。

オブジェクトのアンカーが次のページに移動すると、オブジェクトも移動することにご注意ください。

[レイアウトオプション]の[ページ上の位置を固定]

参考[ページ上の位置を固定する]の設定については、以下の記事で解説しています。

ページ上で図形やテキストボックスを固定するには

Wordで図やテキストボックス、図形などを挿入した後、[Enter]キーを押すと図やテキストボックスまで移動してしまうことがあります。 改行 …

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直線をコピー

設定済みの直線をコピーします。

直線を選択して、キーボードから[Ctrl]キーを押したままドラッグします。

コピーして貼り付けしてもかまいません。

直線のコピー

参考直線が選択しにくい場合は、[ホーム]タブの[編集]グループにある[選択]から[オブジェクトの選択と表示]をクリックして[選択]作業ウィンドウを表示すると操作しやすくなります。

[ホーム]タブの[選択]-[オブジェクトの選択と表示]

[選択]作業ウィンドウでは、オブジェクトの表示/非表示もできます。

[選択]作業ウィンドウ

[オブジェクトの選択と表示]の操作については、以下の記事で詳しく解説しています。

複数の図形や画像を操作するには[オブジェクトの選択と表示]が便利

図形や画像を操作する機能として、[オブジェクトの選択と表示]というのがあります。 この機能は、複数の図形やテキストボックスなどを操作するとき …

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また、Wordでは[Ctrl]キーでオブジェクトをコピーすると、コピー元のオブジェクトのサイズ変更ハンドルが表示されないことがあります。この場合は、一度[選択]作業ウィンドウでオブジェクトを非表示にして再表示すると表示されるようになります。

画像や図形を選択してもサイズ変更ハンドルが表示されない

Wordの文書に画像を挿入した後、その画像を[Ctrl]キーを使ってコピーすると、なぜかコピー元の画像周りのサイズ変更ハンドルが表示されなく …

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2本の直線を用紙に合わせて等間隔に配置

1本の直線を選択した後、[Ctrl]キー(または[Shift]キー)を押したまま2本目の直線を選択します。

または、[選択]ウィンドウで[Ctrl]キーを使って2つの直線を選択します。[選択]作業ウィンドウで複数のオブジェクトを選択する場合は、[Ctrl]キーを使用します。

2本の直線を選択

[図形の書式]タブの[配置]グループにある[オブジェクトの配置]をクリックします。

メニューから[用紙に合わせて配置]をクリックします。

[図形の書式]タブの[オブジェクトの配置]-[用紙に合わせて配置]

そして、[左揃え]をクリックします。

必ず、[用紙に合わせて配置]を選択した後に[左揃え]をクリックします。

[図形の書式]タブの[オブジェクトの配置]-[左揃え]

2本の直線が左余白に揃います。

左余白に揃った2本の直線

最後に、[オブジェクトの配置]から[上下に整列]をクリックします。

[オブジェクトの配置]の[上下に整列]

以下のように、ページの3等分の位置に直線が配置されます。

ページの3等分の位置に直線が配置

参考この方法であれば、直線が2本以上であっても綺麗に等分に配置することができます。

直線の書式設定

2つの直線を選択したまま、[図形の書式]タブの[図形のスタイル]グループにある[図形の枠線]の▼をクリックして、カラーボックスから色を選択します。

直線の太さの変更や、実線を点線に変更する場合もここで設定します。

[図形の書式]タブの[図形の枠線]-カラーボックス

直線の長さは、[図形の書式]タブの[サイズ]グループにある[図形の幅]で調整します。

以下は、10mmで入力した後の表示です。

[図形の書式]タブの[サイズ]グループにある[図形の幅]

結果、以下のようになります。

書式設定した後の2本の直線

右余白にも直線を表示するには

右余白にも2本の直線を表示するには、左余白の2本の直線を選択して、キーボードから[Ctrl]キーと[Shift]キーを押したまま、右側へドラッグします。

[Ctrl]キーでコピーして、[Shift]キーで水平方向に移動します。

キーボード[Ctrl]+[Shift]

右余白に配置された2本の直線

右側へ移動した2つの直線を選択して、[図形の書式]タブの[配置]グループにある[オブジェクトの配置]から[右揃え]をクリックします。

[図形の書式]タブの[オブジェクトの配置]-[右揃え]

結果、以下のようになります。

左右の余白に2本ずつ直線を配置

参考[Ctrl]キーと[Shift]キーを使った図形の操作方法は、以下の記事で解説しています。

図形は[Shift]キーと[Ctrl]キーを使って効率よく描画と移動

図形はなかなか難しいですね。思うように移動できなくて困ったということはないですか? [Shift]キーや[Ctrl]キーを使用すると効率よく …

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ページ幅に直線を表示するには

直線をページ幅に表示したい場合は、[図形の書式]タブの[サイズ]グループにある[図形の幅]に[210mm]と入力します。

[図形の書式]タブの[図形の幅]-[210mm]

以下のようになります。

ページ幅に引いた2本の直線

直線を非表示にして印刷するには

直線を非表示にして印刷したい場合は、[選択]作業ウィンドウで[すべて非表示]をクリックします。

目玉マークに斜線が入ります。

再度、表示するするには、[すべて表示]をクリックします。

[選択]作業ウィンドウの[すべて非表示]

参考一部のオブジェクトを固定して編集できないようにしたい場合も非表示にしておくと便利です。

シートの一部の画像や図形を固定して編集できないようにするには

シートに複数のオブジェクトを挿入した場合、一部のオブジェクトを固定し編集できないようにしたいことがあります。 このような場合、[オブジェクト …

続きを見る

縦に三等分の位置に直線を配置にするには

縦に三等分の位置に直線を配置するには、2本の直線を挿入した後、同じく[図形の書式]タブの[オブジェクトの配置]から設定します。

まず、[用紙に合わせて配置]が選択されていることを確認します。

そして、[上揃え]と[左右に整列]を選択します。

[図形の書式]タブの[オブジェクトの配置]-[用紙に合わせて配置]、[上揃え]、[左右に整列]

以下のようになります。ここでは、下余白にも配置しています。

上下の余白に配置した直線

参考図形の[レイアウト]ダイアログボックスで用紙の中央に配置する方法についても解説しています。

A4サイズの用紙(縦)のページ中央に横線を引くには

WordでA4サイズの用紙(縦)のちょうど中央に横線を引きたい場合の方法です。 分かりやすく言うと、A4用紙を半分に折った位置に直線(点線) …

続きを見る

また、[オブジェクトの配置]については、以下の記事も参考になると思います。

オブジェクトの配置とグループ化(グループ化後の個々の編集は可能)

PowerPointでは、図形や画像を扱うことは多いと思います。 オブジェクトを配置するコマンドを上手に使って効率よく配置したいですね。 ま …

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Partition関数で年齢分布を作成しモダングラフで可視化 https://hamachan.info/access2021-partition/ Wed, 02 Apr 2025 12:58:57 +0000 https://hamachan.info/?p=95759 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Accessでも年齢を10歳刻みで分類し、人数をカウントして年齢分布を求めることができます。

クエリでPartition(パーティション)関数を使用して、年齢を10歳刻みで分類した後、グループ化して集計します。

さらに、このクエリを基にフォームでモダングラフを挿入すると、視覚的にわかりやすい年齢分布を表示できます。

年齢分布図のクエリとフォームのグラフ

クエリで10歳刻みの年齢に分類

テーブル[T_会員]を基にクエリを作成します。

テーブル[T_会員]のデザインビュー

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリデザイン]をクリックして、クエリデザインを表示します。

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリデザイン]

[テーブルの追加]作業ウィンドウからテーブル[T_会員]をデザインビューへドラッグします。ダブルクリックでもOKです。

[テーブルの追加]作業ウィンドウからテーブル[T_会員]をデザインビューへドラッグ

デザイングリッドには、[年齢]フィールドを追加して、[Partition関数]を入力します。

クエリのデザイングリッド

[ズーム]ウィンドウで入力

Partition関数などを入力する場合は、[ズーム]ウィンドウを使用すると入力しやすくなります。

デザイングリッドのフィールドで右クリックして、ショートカットメニューから[ズーム]をクリックします。

ショートカットメニューの[ズーム]

[ズーム]ウィンドウに、以下のように入力して、[OK]ボタンをクリックします。

年齢層: Partition([年齢],0,100,10)

[ズーム]ウィンドウ

参考クエリデザインで入力などの操作をしやすくするには、クエリデザインのフォントサイズを大きくする方法もあります。以下の記事では、[ズーム]の使い方についても記しています。

クエリデザインとデータシートビューのフォントサイズを変更

Accessのクエリデザインとデータシートビューのフォントサイズを変更する方法です。 大きく表示したいと思う方も多いのではないでしょうか?オ …

続きを見る

Partition関数について

Partition(パーティション)関数は、数値の区分を返す関数です。

Partition(数値,最小値,最大値,間隔)

ここでは、23歳から64歳までのデータしかありませんが、[最小値]に[0]、[最大値]に[100]を指定しても指定された範囲の中で正しく分類されるので問題ありません。

集計クエリにも影響ありません。

Partition 関数 – Microsoft サポート(Microsoft)

クエリの実行

[実行]ボタンをクリックして、クエリを実行します。

クエリデザインの[実行]

以下のように表示されます。ただ、[20:29]や[30:39]の表示は少し見づらいかもしれません。

クエリ実行後

参考生年月日から年齢を求める方法は、以下の記事内で解説しています。

生年月日から計算式を使ってテキストボックスに年齢を表示する

Accessのフォームに非連結のテキストボックスを追加して、そこに生年月日の日付から[DateDiff関数]を使って年齢を求めて表示します。 …

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[20~29]のように表示するには

[20:29]を[20~29]のように表示したほうが見やすくなると思います。

クエリで[Replace関数]を使って[:]を[~]に置換します。

年齢層: Replace(Partition([年齢],0,100,10),”:”,”~”)

Replace関数を使って[:]を[~]に置換

クエリを実行すると、以下のように表示されます。

Replace関数を使った後のクエリ実行

Replace 関数 – Microsoft サポート(Microsoft)

年齢層をグループ化して人数をカウント

クエリで年齢分布を表示できるようなりました。

このクエリで年齢層ごとの人数を求めるには、[集計]を使ってグループ化します。

クエリデザインの[表示/非表示]グループにある[集計]をクリックします。

デザイングリッドに[集計]行が追加されます。

クエリデザインの[集計]

[年齢]フィールドを修正します。[年齢]の前に[人数:]を追加して[人数:年齢]にします。

人数:年齢

そして、[集計]のプルダウンメニューのリストから[カウント]を選択します。

クエリデザインの[集計]から[カウント]を選択

クエリを実行します。10歳ごとの人数が表示されます。

クエリを実行

クエリに名前を付けて保存します。ここでは、[Q_年齢分布]とします。

クエリの名前[Q_年齢分布]

参考グループ化についての詳細は、以下の記事で解説しています。

クエリでデータをグループ化して集計

クエリのデザイングリッドに[集計]セルを表示すると、データをグループ化して、グループごとに集計することができます。 製品ごとに数量や売上の合 …

続きを見る

フォームで集合縦棒グラフを作成(モダングラフ)

クエリ[Q_年齢分布]を基に、フォームにグラフを作成して視覚的に分かりやすくします。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォームデザイン]をクリックします。

[作成]タブの[フォームデザイン]

[フォームデザイン]ビューが表示されます。

[コントロール]グループにある[モダングラフの挿入]から[縦棒]の[集合縦棒]をクリックします。

[モダングラフの挿入]から[縦棒]-[集合縦棒]

[詳細]領域でドラッグしてグラフの大きさを指定します。サイズは後で変更できますので、凡その位置と大きさでかまいせん。

サンプルグラフと右側に[グラフの設定]作業ウィンドウが表示されます。

サンプルグラフと[グラフの設定]作業ウィンドウ

参考[モダングラフの挿入]でどのグラフが適しているのか分からない場合は、各グラフでポイントするとポップヒントが表示されますので、選択の目安になると思います。

グラフの設定

[グラフの設定]作業ウィンドウで設定します。

[グラフの設定]の[データ]タブでの設定です。

データソースで[クエリ]を選択して、[Q_年齢分布]を指定します。これだけでも形になります。

[軸(項目)]は[年齢層]、[軸(Y軸)]は[人数]を指定しておきます。

[グラフの設定]作業ウィンドウの[データ]タブで設定-データソースの指定

[グラフの設定]の[書式]タブです。

系列の塗りつぶしの色などを変更できます。ここでは、既定のままにしておきます。

[データラベルの表示]をオンにして、データラベルを表示します。

[グラフの設定]作業ウィンドウの[書式]タブで設定-データラベルの表示

グラフのプロパティで設定

グラフは、プロパティでも設定できます。

[フォームデザイン]の[プロパティシート]をクリックして、表示します。

[グラフ設定]と[プロパティ]が作業ウィンドウに並ぶと思いますが、そのままでもいいですし、不要であれば[グラフ設定]は閉じてかまいません。

フォームデザインの[プロパティシート]

凡例は不要なので、[書式]タブの[凡例あり]で[いいえ]を選択します。

そして、[グラフのタイトル]を[年齢分布]に変更します。

他にも変更したい箇所があれば、設定してください。

グラフのプロパティ[書式]タブで設定

参考プロパティは、キーボードから[F4]キーを押しても表示できます。

キーボード[F4]キー

[グラフの設定]は、フォームデザインの[ツール]グループから表示/非表示ができます。

グラフを選択した時のみ有効になります。

フォームデザインの[グラフの設定]

フォームビューに切り替え

フォームビューに切り替えて確認します。

[フォームデザイン]の[表示]グループにある[表示]のアイコンをクリックします。

[フォームデザイン]の[表示]

または、キーボードから[F5]キーを押します。

キーボード[F5]キー

以下のようなグラフになります。

フォームビューに切り替えた時のグラフ

フォームプロパティの設定

[レコードセレクタ]と[移動ボタン]を非表示にするには、フォームをデザインビューで表示してフォームプロパティで設定します。

フォーム左上にあるセレクトボタンをクリックすると、プロパティの[選択の種類]は[フォーム]になります。

[書式]タブの[レコードセレクタ]と[移動ボタン]を[いいえ]に変更します。

フォームのプロパティ

フォームビューに切り替えると、以下のようになります。

設定後のフォームビュー

目的となるグラフが作成できたら、フォームは名前を付けて保存します。ここでは、[F_年齢分布]としています。

フォームの名前[F_年齢分布]

参考モダングラフの作成については、以下の記事でも解説しています。

Accessのモダングラフの挿入(フォームやレポートで簡単グラフ作成)

Access2019以降には、[モダングラフの挿入]という機能があり、レポートやフォームに、テーブルやクエリをもとにしたグラフを挿入できるよ …

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Excelであれば、ヒストグラムで同じようなグラフを作成できます。区分ごとの集計は不要です。

ヒストグラムの作成(Excel2016以降は区分ごとの集計は不要)

ヒストグラムとは、データの分布を区間ごとに分け、それぞれの区間に含まれるデータ(個数)をグループ化して現したグラフのことです。 これまで(E …

続きを見る

Excelのヒストグラム

Microsoft365のAccessのモダングラフは、種類が豊富です。

Microsoft365のモダングラフ

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均等割り付けが効かない?セル内の文字列を見栄え良く配置するには https://hamachan.info/excel2021-justif/ Thu, 27 Mar 2025 12:02:00 +0000 https://hamachan.info/?p=95607 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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Excelには[均等割り付け]という機能があります。

これは、セル内の文字列を均等に配置してくれる機能で、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブから設定します。

また、均等割り付けでは、前後にスペースを入れたり、インデントを調整することができます。

しかし、この均等割り付けは、文字の種類によっては適用されない場合があります。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[均等割り付け]

セル内の文字列を均等割り付けにするには

セルに文字を入力して、セル内に均等割り付けで配置する方法です。

セル[B2]に文字を入力しています。セル[B2]を選択して、[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示します。

セル[B2]に文字を入力

[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示する方法は、複数ありますが、[配置]タブを表示するには、[ホーム]タブの[配置]グループにある[配置の設定]をクリックします。

[ホーム]タブの[配置]グループにある[配置の設定]

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブが表示されます。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブ

[文字の配置]の[横位置]から[均等割り付け(インデント)]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

プルダウンメニューの最後にあります。

[文字の配置]の[横位置]ー[均等割り付け(インデント)]を選択

これで、セル幅に均等に文字が割り付けされます。

均等割り付けにしたセル

列幅を広げても、自動で均等割り付けになります。

均等割り付けにしたセルの幅を広げた状態

文字列の前後にスペースを入れる

[セルの書式設定]ダイアログボックスで[均等割り付け]の設定をすると、[前後にスペースを入れる]という設定が有効になります。

この[前後にスペースを入れる]という設定は、[均等割り付け]の時のみ有効になります。

チェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックすると、

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[前後にスペースを入れる]

以下のように文字列の前後にスペースが入ります。

[前後にスペースを入れる]をオンにした均等割り付けのセル

文字列前後のスペースを[インデント]で調整

文字列前後のスペースは、[インデント]でも設定できます。

[配置]タブの[インデント]を[1]にして[OK]ボタンをクリックします。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[インデント」-[1]

以下のようになります。

均等割り付けのインデントは、文字列の最初と最後にスペースが設定されます。

均等割り付けでインデント1に設定したセル

インデントは、数値で調整できます。

[インデント]と[前後にスペースを入れる]は、同時に設定はできません。

[前後にスペースを入れる]は、インデントが[0]のときのみ有効になります。

インデントの数値による違い

参考[均等割り付け]は、表の見出しなどで使用することが多いと思います。見栄え良く設定してみてください。

以下は、セル[B2]からセル[B5]までを均等割り付けで[インデント]を[1]の設定にしています。

インデント[1]にした表の見出し

[前後にスペースを入れる]と[インデント]の違い

複数のセルを選択して設定してみると、[前後にスペースを入れる]と[インデント]の違いが分かります。

1つのセルのみだと[前後にスペースを入れる]と[インデント]の違いはあまり分からないかもしれませんが、複数のセルで文字数が違うセルを選択して設定すると分かります。

以下は、[前後にスペースを入れる]をオンにした表です。

[前後にスペースを入れる]をオンにした表

以下は、[インデント]を[1]にした表です。

[インデント]を[1]にした表

[前後にスペースを入れる]も[インデント]も設定しないと、以下のようになります。

[前後にスペースを入れる]も[インデント]もオフの表

[前後にスペースを入れる]では、文字の前後に均等なスペースが追加され、文字列全体の間隔が調整されてセル内で配置されます。

均等割り付けを設定した[インデント]では、文字列前後にスペースが追加されますが、文字の開始位置と終了位置を揃えて表示できます。

ただし、[前後にスペースを入れる]と[インデント]は、あくまで見た目上の現象であり、実際に文字列の前後にスペースが挿入されているわけではありません。

均等割り付けの解除

均等割り付けを解除するには、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブを表示して、[標準]を選択します。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]ー[標準]

参考[標準]は、Excelの既定です。テキストは、左揃え、数値や日付は右揃えになります。

均等割り付けが適用されない文字種

便利な均等割り付けですが、文字の種類によっては均等割り付けが有効になりません。

半角の英数字の場合は、均等割り付けが適用されません。

均等割り付けが適用されない文字種

均等割り付けにするには空白スペースを含める

しかし、半角英数字でも文字の間にスペースを入れると、均等割り付けができます。

スペースは、全角でも半角でもかまいません。

半角英数字の文字の間にスペースを入れた均等割り付け

縦書きの均等割り付け

縦書き文字を均等割り付けにするには、同じく均等割り付けにしたいセルを選択して、[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示します。

[配置]タブの[縦位置]で[均等割り付け]を選択します。

以下は、[前後にスペースを入れる]をオンにしています。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブの[縦位置]-[均等割り付け]([前後にスペースを入れる]をオン)

以下は、[インデント]で[1]を設定しています。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブの[縦位置]-[均等割り付け](インデント1)

Excelで縦書きにしたり、ワークシートを右から左へ表示する方法については、以下の記事で解説しています。

横書き表から縦書き表へ変換

Excelで横書きで作成された表を縦書きの表へ変換する方法です。すでに作成された表なら縦書きで入力し直す必要はありません。3つの手順で完了で …

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ワークシートを右から左へ表示するには

Excel2013の[ページレイアウト]タブの[シートのオプション]グループには[シート(右から左)]というコマンドボタンがあります。 この …

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参考Wordの均等割り付けについては、以下の記事で解説しています。

Wordには、[文字の均等割り付け]と[段落の均等割り付け]があります。

文字の均等割り付けを[F4]キーで繰り返すには[拡張書式]から設定

Wordの[均等割り付け]には2種類あり、使用するボタンによって、直前の操作を繰り返す[F4]キーが使える場合と使えない場合があります。 ま …

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Excelには、[文字の割り付け]という1つのセルの文字列を列幅は変えずに、そのまま複数のセルに割付できる機能もあります。

列幅に合わせて文字列を複数セルに割付するには[文字の割付]

Excelには、1つのセルの文字列を列幅は変えずに、そのまま複数のセルに割付できる機能があります。 新しい機能ではなく、以前からある機能です …

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フォームの未入力を防ぐ!テキストボックスに[必須]と背景色を設定 https://hamachan.info/access2021-required/ Fri, 21 Mar 2025 13:43:44 +0000 https://hamachan.info/?p=95405 Copyright © 2025 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

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単票フォームで、入力が必要なテキストボックスに[(必須)]の文字を表示し、条件付き書式を利用して背景色を設定する方法を解説します。

未入力かどうかの判定には、IsNull関数を使用します。

また、確実に入力を促すためには、テーブルのプロパティで[値要求]を[はい]に設定します。

入力必須項目に[(必須)]と表示して背景色を設定したフォーム

テーブルを基に単票フォームを作成

以下のようなテーブルを基に単票フォームを作成します。

テーブルのデザインビュー

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォーム]をクリックします。

フォーム

フォームを作成して、1レコードずつ情報を入力できるようにします。

[作成]タブの[フォーム]グループにある[フォーム]

フォームが作成され、レイアウトビューで表示されます。

この単票フォームのタイトルやコントールなどを調整して名前を付けて保存します。

オートフォームのレイアウトビュー

ここでは、以下のように調整し、[F_会員]という名前にしています。

以下は、フォームビューで表示しています。

テキストボックス[姓]、[姓(フリガナ)]、[名]、[名(フリガナ)]を必須入力項目とします。

コントールやタイトルを調整したフォーム

参考自動ふりがな機能を使用すると、ふりがなが自動で入力されて効率的です。

自動ふりがな機能のよみの一部(カブシキカイシャ)を省くには

Accessには、[自動ふりがな]という便利な機能があります。 便利なので、よく使用するのですが、ふりがなフィールドには、[カブシキカイシャ …

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単票フォームのテキストボックスに[(必須)]の文字を表示

作成したフォーム[F_会員]を[デザインビュー]で表示します。

作成したフォームで右クリック-デザインビュー

フォームビューやレイアウトビューで開いている場合は、[ホーム]タブの[表示]から[デザインビュー]をクリックして切り替えます。

[ホーム]タブの[表示]ー[デザインビュー]

必須項目としたいテキストボックス[姓]、[姓(フリガナ)]、[名]、[名(フリガナ)]に[(必須)]と表示したいので、[Ctrl]キーを使って、4個のテキストボックスを選択します。

そして、キーボードから[F4]キーを押して、プロパティシートを表示します。

4個のコントロールを選択したプロパティシート

プロパティの[書式]に設定

[書式]タブの[書式]に以下を入力します。

@;”(必須)”

[書式]タブの[書式]に入力

キーボードから[F5]キーを押して、フォームビューに切り替えると指定したコントロールには[(必須)]と表示されています。

コントロールに文字を入力すると、[(必須)]の文字は消えます。

設定後のフォームビュー

参考上記操作は、レイアウトビューでも設定できます。

プロパティに入力した[@;”(必須)”]の[@]は、入力された文字列をそのまま表示する書式指定文字になります。

短いテキスト型では、[文字列の書式;Null値の書式(長さ0の文字列)]という指定ができます。

コントロールに条件付き書式で背景色を設定

必須項目としたテキストボックスに条件付き書式で背景色を設定します。

デザインビューで表示して、[姓]のテキストボックスを選択します。レイアウトビューでも設定できます。

[書式]タブを選択して、[コントロールの書式設定]グループにある[条件付き書式]をクリックします。

[書式]タブの[条件付き書式]

[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックスが表示されますので、[新しいルール]をクリックします。

[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックス

[新しい書式ルール]ダイアログボックスが表示されます。

[ルールの種類を選択してください]で[現在のレコードの値を確認するか、式を使用する]を選択します。

[次のセルのみ書式設定]で[式]を選択して、以下の式を入力します。

IsNull([姓])

[背景色]の▼ボタンをクリックして、カラーボックスから任意の色を選択します。

[新しい書式ルール]ダイアログボックスの[式]の入力と[背景色]の選択

[新しい書式ルール]ダイアログボックスは、以下のようになります。[OK]ボタンをクリックします。

[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックスも[OK]ボタンをクリックして閉じます。

設定後の[新しい書式ルール]ダイアログボックス

フォームビューに切り替えると、[姓]のテキストボックスには背景色が設定されています。

設定後のフォームビュー

他3個のテキストボックスも同じように条件付き書式を設定します。

4個のコントロールに背景色を設定したフォーム

参考以下は、Accessの条件付き書式についての記事です。

フォームとレポートの条件付き書式(データバー機能)

Access2010の新機能です。 フォームやレポートの[条件付き書式]で他の値との比較結果をExcelと同じように[データバー]として表示 …

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チェックをオンしたら背景色を付ける(条件付き書式で複数条件の結び付けも)

Accessのフォームやレポートでは条件付き書式を設定することができます。 この条件付き書式で、複数の条件を満たされているかどうかを判定する …

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チェックをオンにしてテキストボックスを使用不可にする(条件付き書式)

Accessのフォームでチェックボックスをオンにすると、指定したコントロールを使用不可にする方法です。 条件付き書式の数式を使用して、条件が …

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カーソルがあるテキストボックスのレコード全体に背景色をつける

Accessの帳票フォームでフォーカスがあるテキストボックスに色を付けるには、条件付き書式で「フォーカスのあるフィールド」を選択するだけで簡 …

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新規レコードに自動で連番を表示する

単票フォームで新規レコードを表示したら、自動で連番を振るように設定することができます。

フィールド[会員ID]は、数値型です。

フォームをデザインビューで表示して、[会員ID]のプロパティを表示します。

[データ]タブの[既定値]に以下を入力します。

=Nz(DMax(“会員ID”,”T_会員”),0)+1

[会員ID]のプロパティ[データ]タブの[既定値]

参考DMax関数は、指定したフィールドの最大値を求める関数です。

DMin、DMax 関数 – Access(Microsoft)

Nz関数は、Null値を別の値に変換する関数です。Null値の場合に[1]を表示します。

Nz 関数 – Microsoft サポート(Microsoft)

以下の記事でもDMax関数を使っています。

オートナンバー型を使わずに[数値型]を使って自動的に連番を入力する

Accessのテーブルでコードなどに、オートナンバー型を使っているとなにかと不便を感じることもあります。 番号に欠番が生じた場合、再度、番号 …

続きを見る

データ入力用のフォームにするには

フォームを起動したときにすぐに新規レコードを入力するようにするには、フォームのプロパティで設定します。

フォームのデザインビューでフォームのプロパティを表示します。

プロパティシートの[選択の種類]が[フォーム]になっていることを確認します。

もし、フォームになっていない場合は、フォームデザインの左上の[フォームセレクター]をクリックします。

[データ]タブの[データ入力用]を[はい]にします。

フォームのプロパティ[データ]タブの[データ入力用]-[はい]

テーブルのプロパティで入力漏れを防ぐ

フォームのコントロールに[(必須)]と表示していても、既定のままでは、次のレコードへ進むことができます。

テーブルのプロパティで設定することができます。

テーブルをデザインビューで表示します。

必ず値を入力して欲しいフィールドを選択して、フィールドのプロパティで[値要求]を[はい]、[空文字の許可]を[いいえ]に設定します。

既定は、[値要求]は[いいえ]、[空文字の許可]は[はい]になっています。

フィールドのプロパティで[値要求]を[はい]、[空文字の許可]を[いいえ]に設定

設定したテキストボックスに入力しないままレコードを確定しようとすると、入力を促すメッセージウィンドウが表示されます。

[空文字の許可]を[いいえ]にして、[値要求]を[いいえ]にしていると、メッセージウィンドウは表示されません。

レコード確定時のメッセージウィンドウ

参考郵便番号や住所の入力には、入力支援ウィザードを活用すると入力が楽になります。

定型入力ウィザードを使用して簡単に入力パターンを設定

Accessでは、[定型入力]を使用して入力パターンを設定できます。 フィールドのデータ型が[数値型][通貨型][短いテキスト][日付/時刻 …

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住所入力支援ウィザードを使って、郵便番号から住所を自動入力

Accessの住所入力支援機能を使うと、郵便番号を入力して、自動的に住所を入力することができます。 郵便番号で変換できる住所までですが、入力 …

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